大阪府、市議会議長会より共同声明に関して文書(情報提供)が発出。大阪の市議の皆様、ご協力をお願いします。

 吹田市議会議員の有澤ゆまと申します。吹田市は大阪府の北摂三島地域に位置し、京阪神にも移動しやすい為、近年人口が増え続けているという非常に恵まれた自治体であり、現在人口39万人の中核都市です。私はまだ一期生ですが、本共同声明に関して非常に嬉しく思う事例があったので報告させて頂きます。

 吹田市の議会事務局より、以下のメールを拝受いたしました。日付は、令和4年9月8日です。送信元は当事務局ですが、さらなる発信元は“大阪府 市議会議長会”となります。吹田市議会は定足数36議席ですが、恐らく全員に届けられたものと推察します。また、大阪府の市議会議長会が発出元ということは、大阪府にある全ての市議会に発出されたのだろうと考えます。
実際の文書と私の知る限りのことを書かせて頂きます。前例としてご活用ください。

 

 

 

大阪府 市議会議長会からの文書

 私も大阪拉致議連に参加させて頂いており、また本共同声明の初期からの賛同者の一人です。大阪の拉致議連は全国的にも非常に大きな組織(350名が所属)と伺っており、大阪府の府市町村の議員数のうち約1/3が参加しています。

 今回の、大阪府の市議会議長会からの文書発出は、大阪に存在する全ての地方議員を対象としたものであり、規模感がまったく違います。事務局から私が賛同している共同声明が送付されたとき「あ、これ私が参加しているものだ!」と思うとともに、正直、衝撃を受けました。どうやって他の吹田市議にご説明しようと悩んでいたところ、これは非常に動きやすくなります。

 以下が、実際の資料です。

 

(提供:有澤由真)

 

 

 

 

大阪の、心

 私は小坪会長のことはよく存じ上げません。“チベットを応援する全国地方議員の会”にて田口よしのり会長(枚方市議)のもと、私は副会長を拝命しております。立上げにおいて小坪会長から相当なご尽力を賜りました。その際に、議会関係や対外文書の速度が非常に高い先生だなと思いましたが、まさか大阪府の市議会議長会をまるごと動かすとは思いもよりませんでした。

 上記の書面を送り、「どうしたのですか?(何をやったのですか?)」と正直に聞いてみたところ、小坪会長も「正直、わからない」とのことでした。大阪を含め地方公共6団体などには(要請の形で)情報提供を行ってはいたそうですが、非常にハードルが高い団体であり、小坪さんも「え?」と驚いておられました。

 共同声明に賛同している他の議員とも、喜びとともに驚いておられたのですが、以下のような推論に落ち着きました。結局、どなたがどのような判断でこの文書発出に至ったのかは誰も分からないとのことでしたが、安倍元総理の非常に痛ましい事件の後、奈良県の町村議長会がすでに文書発出に踏み切っているとのこと。奈良は、市長会の会長、市議会議長会の会長、町村議長会の会長が賛同していることを踏まえ、そもそも発端は“大阪の裁判所で起きたことじゃないか”という意地があったのではないか、と。

【奈良県】市長会・市議会議長会・町村議会議長会の全ての会長が賛同。今度こそ安倍さんの政策を守り抜く。

404 NOT FOUND | ブルーリボンを守る議員の会
拉致被害者救出のため強い覚悟をもつ。

 私もその覚悟で本声明に賛同しました。大阪の地方議員が、大阪の裁判所に盾突く声明に賛同することは、本心を言えば少しだけ葛藤もありました。しかも国賠訴訟ですから、政府を相手取った形になります。けれども“大阪で起きたことじゃないか!”という意地が私にもありましたし、様々な思いを込めてすぐに賛同して頂いた次第です。

 大阪府の市議会議長会は、一期生の私からすると超巨大組織であり何があったのかも推定するしかないのですが、僭越ながら気持ちは同じだったのではないかと思うのです。これは、大阪の政治家の心です。

 

 

 

大阪の市議は、議会事務局に確認を

 私は一部議会からしか確認をとることができませんでしたが、大阪府の他市議会にも届いているようです。先輩議員たちに相談したところ“あくまで(大阪の)市議会議長会から各議会の議長には送付された”はずですが、その後に各議員に配布するか否かは、議長や議会事務局の判断になるだろうとのことでした。
 様々な文書がくる中で埋もれてしまう可能性も否定できません。そのため、各議会の議員は「大阪府の市議会議長会から、ブルーリボンの文書の情報提供って来てますか?」と議長や事務局に確認をとって頂きたいのです。

 本来、一期生の私が皆様にお願いをするなんて非常におこがましいことなのですが、大阪府の市議会議長会の文書を最初に発見したのが、たまたま私だったというご縁から、この度依頼文を通して皆様にお伝えさせて頂くという“有難い機会”を頂きましたので、今、こうして私の想いを書かせて頂いております。

 各議会において大阪府市議会議長会の文書について照会する際には、「(中核市の)吹田市の議会事務局は、議員に対して上記のように共有したという前例がある」とお伝え頂けると幸いです。若輩者ゆえ私が議会を代表する立場ではないのですが、吹田市議会においてこのような動きがあったことは是非とも前例として使って頂きたいのです。

・堺市は、議員団に諮ったうえで足並みを揃えて賛同したそうです。

【大阪】裁判官は、堺市民のバッジも、堺市議のブルーリボンバッジも取り外させました⇒自民堺市議団・維新堺市議団の全員が共同声明に賛同。
堺市議の西川良平と申します。この度は、“拉致被害者救出のため強い覚悟をもってブルーリボンバッジを着用する共同声明”にご賛同頂いた先生に感謝の報告がございます。ご存知のように、裁判官がブルーリボンバッジを外せと命じ、結果として“ブルーリボン裁...

 併せまして、議長会からの情報提供は非常に大きな後押しとなります。その後押しをうまく活かし、賛同者を増やして行って頂きたいのです。文書は大きな後押しとはなりますが、実際にご賛同を賜るにあたっては、誰かがお願いするよりありません。一期生の私からいうよりも、先輩方から言って頂いたほうが絶対に早いですから何卒お願いします。

 私の住む大阪で、私が立法職として選ばれた大阪において、この大阪の裁判所でどんな酷い判断をしてしまったのかということを、共に受け止め、覚悟を持って賛同をお願いします。

 重ねてのお願いですが、もしよかったら私も参加している「大阪拉致議連」についても参加を検討して頂けますと幸いです。私は何の役についているわけでもありませんが、数は力です。一緒に地方議員の“覚悟”を示しましょう!

(大阪拉致議連HP)
http://rachigiren-osaka.com/

 

 

 

共同声明へのご賛同をお願いします。

 末尾になりますが、小坪会長にお聞きしたところ、できればオンラインでの賛同をお願いしたいとのことでした。じつは賛同者一覧へ公開などは手動でやっており、事務負荷が激増しているそうです。人のお名前ですから誤字脱字や重複には相当に気を使っているそうですが、(嬉しい悲鳴とのことですが)こんなに増えるとは想定していなかったようです。FAXや書面での送付も有り難いのですが、できればオンラインが助かるとのことでした。

 

拉致被害者救出のため強い覚悟をもってブルーリボンバッジを着用する共同声明(オンライン賛同フォーム)

 

 大阪以外の市議会議長会におかれましても独自の判断をして頂けますと、大変有難く存じます。
 若輩者の私が代弁することは憚られるのですが、大阪府の市議会議長会の文書発出は、大阪の地方議員たちの心だと信じてやみません。何卒、この動きを大阪の市議こそが活かし、私たちの意思を内外に示して頂けると信じてやみません。

 私にはまだまだ政治力がありません。ただただ皆様にお願いする事、そして想いを届けることしかできません。どうか、全国の先輩議員の皆様方にお願い致します。心を同じくする地方議員の同志の皆様、今こそ心をひとつに合わせてご賛同とお声がけをよろしくお願いいたします!

 

吹田市議会議員 有澤ゆま 拝

この記事を書いた人
吹田市議会議員 有澤ゆま

吹田市議会議員一期当選。
吹田新選会

最終学歴、大阪大学大学院卒。
1990生まれ

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